組合の活動
経営力・技術力を高め合う取り組み
勉強会・講習会
ネットワークを活かして多彩な内容を企画
関西工業塗装協同組合では、日本工業塗装協同組合連合会をはじめ、関係省庁・団体とのネットワークを活かしたさまざまな講習会や勉強会を積極的に展開しています。各士業による経営に関するセミナーや工場設備、最新塗料、社員の技術向上に関する教育訓練を目的とした勉強会、また、法改正や地球環境への取り組みなど、業界や経営に大きく影響する国内外の情勢に合わせた講習会なども企画しています。
また、関塗協の青年部会では組合員同士の工場見学なども活発に行っており、他社の現場の働き方や設備環境、地球環境保護活動への取り組み、IoTなどの先端技術の取り組みなど、工業塗装業界の活きた情報を交換する場としても組合員から好評を得ています。
全国大会
全国の会員が一同に集まり、業界の動向を共有
関西工業塗装協同組合の親団体である日本工業塗装協同組合連合会では、毎年1回、全国各地の日本工塗連会員が一同に介する全国大会を開催しています。全国大会では役員による総会、勉強会・セミナー、交流会を実施。被塗物の違いからくるユニークな塗装方法の見聞、国内外における研修活動の報告など、地域環境の異なる会員からもたらされる知識や情報は自社の新たなる発見が得られる貴重な機会として好評を得ています。また、より会員同士の親睦をより深めるためのゴルフをはじめとするスポーツ大会の開催も実施しており、地域、企業、世代を超えてさまざまな交流が期待できます。
主な実績
交流会
情報共有や自由な意見交換で親睦を深める
講習会や勉強会、全国大会のほかにも不定期に組合同士の交流会を開催しています。日頃の仕事上の悩みごとや課題、事業承継問題などを話し合い、見出した解決方法を組合の中で共有化することで、互いの会社の発展に貢献します。組合員は2~3人の小さな会社から従業員数の多い会社まで、企業規模もさまざまです。交流会を通し、それぞれの得意分野や企業風土を知り、信頼関係を構築することで、互いの販路や営業活動の幅も広がることも少なくありません。
また、感染症対策や世界情勢の変化、法改正など、時勢により企業のあり方が問われるようになった際にも、日本工塗連や各省庁・団体から得られる情報をいち早く共有できるよう努めています。
青年部会
工業塗装の次世代を担うジュニア会も活発
関西工業塗装協同組合青年部会は工業塗装の次世代を担うための任意の団体です。本部とは違い、青年部会には経営者だけでなく、次期後継者、リーダー的社員など幅広い会員が在籍し、活発に交流しています。現在は「月に一度は会員同士で必ず何かをしよう」と声がけし、交流会はもちろんのこと、工場見学や勉強会などを積極的に開催しています。これらの活発な活動を通じて、同業者同士でしかわかり得ない情報や悩みなどを分かち合いながら、共に切磋琢磨し、技術、技能の向上を目指して活動しています。